自宅の敷地で亡くなっていた野良猫の火葬
こんばんは。
ペットセレモニーそらの齊藤です。
先日、19時頃に弊社に電話がありました。
内容は、『相談です。仕事から帰ってきたら、外で野良猫が亡くなっています。市の火葬場が休館日なので、どうしたら良いか分からなくて電話しました。』との事。
こういったことは珍しくありません。
野良猫が亡くなったのが依頼者様の敷地内であれば、
一番初めに気付くのは、そこに住む住人であることが多いですね。
そのご依頼者様が
【困った】【どうしよう】と思った際に、
弊社のホームページを見つけ、お電話していただいた事を嬉しく思います。
さて、こういった場合に注意して頂きたいことがあります。
それは、野良猫をそのまま放置しないことです。
そのままの場所に放置しておくと
カラスや蛇などの外敵に、いたずらをされてしまう可能性がございますので、
出来たら安全な場所に移動させてあげて、ご安置いただきたいです。
その際、野良猫であるため、用心しなければなりません。
もしも野良猫が病気を持っていたら・・・と考えると
素手で触れるのは、避けた方が良いでしょう。
手袋やマスクなどを着用して、ご遺体をご移動させてあげてください。
今回、ご連絡いただいたご依頼主様は
動物に対しても、非常に優しい方でした。
このまま放ってはおけないと、弊社にご連絡いただきました。
弊社をご用命いただく多くの方は
飼っていたペットちゃんの死で、手厚く送ってあげたいというご家族様です。
しかし今回のように野良猫であっても
そのままにせず、火葬だけでもしてあげたいという理由で
ご相談をするか、しないか迷われている方もいるのではないでしょうか。
先日のご依頼主様のように、野生動物の命までも
大切にできる方がいらっしゃったことに
私は感動したのと同時に、
見習わなければならないことを気づかせていただきました。
ご火葬のご料金は、要相談になりますが
ご火葬後には、弊社の提携する寺院様で永代供養させていただきます。
野良猫が、あのご家族様のお宅で息を引き取ったというのは
最期に人の優しさに触れて、天国に行くという最大の幸せだったのかもしれませんね。