カラス
森田賢児です。
この季節、海へ出かける方も多いことでしょう。
テレビの特集で海水浴客の荷物を漁る迷惑者としてカラスのことを報じていました。
少し目を離した隙に、荷物を漁り食べ物をとって逃げて行くそうです。
それだけなら「やられちった~」で済むかも知れませんが、最近では人に直接襲い掛かるカラスもいるそうです。これは困ります。
東京都では増えすぎたカラスによる被害が年々深刻化してきたそうです。
記録によると1985年東京都市部に約7000羽。1996年には約14000羽、2000年には約21000羽ということであります。
この現状、最大の要因は人間が出す大量の生ごみと言われています。
カラスの餌の2/3程度が生ごみや人からの給餌とのことです。
つまりは人間の生活に強く依存しているわけです。
東京都は2001年からカラス対策を始めました。東京都の他にもカラス対策に熱心に取り組む自治体もあるそうです。
カラスは知能が高い面で狡猾な印象を与え、食性の一面である腐肉食や黒い羽毛が死を連想させることから、悪や不吉の象徴とされ、
あまり好かれません。
しかし逆に神話や伝承にあるように、古来から世界各地で「太陽の使い」や「神の使い」として、あがめられた生き物でもあります。(いくつかの説がある)
カラス 食べる為に必死なだけか、悪意をもってやっているか私にはわかりかねますが、
「人間って勝手でしょう」と歌っているカラスもいなくはない気がします。
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2012年8月 2日
morita (16:57)
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