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そらコラム

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ペットセレモニーそら 代表・森田賢児が考える

"ペット業界の将来像"

ペット業界の将来像

≪ペット市場、2014年に3,869億円規模へ拡大 -ペットビジネス市場調査≫

株式会社総合プランニングは、ペットの小型化、室内飼育化、長寿命化、肥満化、健康志向の高まりといったペットの飼育環境の変化と社会的な要因により、世界的に巨大なマーケットを形成しているペットビジネス市場について調査を実施、2012年7月に調査資料「2012年版 ペットビジネス市場の現状と将来展望」を発行しています。

ペットビジネス市場においてはコンパニオンアニマル化の進行やペットの高齢化などにより、ペットのための出費を惜しまない消費者が増加しました。

今後もさまざまなトレンドを取り入れたビジネス展開が市場を活性化していくと考えられ、2014年度には3,869億円に拡大する見通し。

大手企業がペット葬に参入したり、地域に密着した会社が存在したりと、ますます注目を集める、と報告されています。




≪ペットに対する飼い主の意識の低さ≫

ペットを愛することはいいことですが、飼育頭数が増えているということは、飼い主になる人も増えている、ということです。

「ペットは家族の一員」という考えが浸透してきたとはいえ、まだまだペットに対する飼い主の意識の低さが問題視されている点は否めません。

飼い主の勝手な行動はペットを飼わない人からすると不快感なもので、様々なトラブルに発展する原因になります。

これでは、飼い主もペットも幸せに暮らすのは難しくなります。

あなたは、こんなことに覚えはありませんか?


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●一目ぼれで飼ってしまう(買ってしまう)

たとえばあなたが犬を飼うとします。 飼おうと思う犬種に対する知識がどれほどありますか?その子が育った環境をどのくらい理解して飼う(買う)決断をしましたか?

仔犬は、あたりまえですが「とっっってもかわいい」です!

しかし、"一目ぼれ"をして飼うことにした、というのはちょっと問題です。

犬種には人懐っこい、警戒心が強い、忠誠心が強いなど、それぞれに純血種として先祖から受け継いだ特長的な性格であったり、罹りやすい病気があります。

それを知った上で家族に迎える心構えが、どれほど飼い主にあるでしょうか。

いざ飼ってみると自分の想像していた犬にならなかったため、「不要」ということになり、情もなにもなく捨ててしまう人があまりに多い現実もあります。

ペットはおもちゃではありません。

命あるもの、きちんと家族として迎え入れて、最期まで愛してあげてください。


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●家族です。でも人間ではありません

世の中の人間が全て犬好きというわけではありません。

愛犬家の気持ちもよくわかりますが、すべての人が快適に過ごす公共の場で人間扱いして甘やかしている飼い主をよく見かけます。

また、かわいさのあまり悪いことを本気で叱らない、しつけに真剣ではない飼い主もまだまだ多い、という印象があります。

犬が好きというのであれば尚更、「犬らしくきちんと振舞うしつけ」をして、周りの人々に迷惑をかけないようにしましょう。

これは、ペットが人間と共に暮らす上で非常に重要なことです。




≪飼い主ならだれもが直面する死≫

ペットの死は飼い主であればだれもが直面する事態です。

生きている間の世話だけではなく、ペットの一生をきちんと看取ることも、飼い主にとって重要な義務であります。

ペットと一緒に過ごしたかけがえのない時間に感謝しながら、ご家族の皆様が心穏やかに最期の時間を迎えられるよう、お手伝いすることが私たちの仕事です。

やはり人間と同じで、深く愛され、最期の時を迎えたペットたちは穏やかな表情をしているように感じます。

飼い主の皆さまも、そしてこれから飼い主になろうと考えている方々も、どうか「ペットの命に責任をもつこと」を忘れずに、思う存分ペットライフを楽しんでください。

幸せな子が増えますように・・・・

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